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以下の記事で説明した、「 \( Q \) , \( V \) の求め方」のまとめになります。
- コンデンサーを含む回路の問題(十分時間がたったとき)の考え方〔C2つ直列接続〕
- 2つのコンデンサーを直列接続する場合(電池あり)
- コンデンサーを含む回路の問題(十分時間がたったとき)の考え方2〔C2つ電池なし〕
- 2つのコンデンサーを接続する場合(電池なし)
まとめ
- 現象をイメージする。
- 回路を流れる電流、コンデンサーの充電・放電の様子をイメージする。
- 注目しているコンデンサーの電気量を \( Q \) 、極板間の電位差を \( V \) とおく。
- 複数あるときは、\( Q_1 \) , \( V_1 \) , \( Q_2 \) , \( V_2 \) ,…のように、それぞれ異なる文字でおく。
- ただし、おく文字を減らせそうなら、「3.」の式(電圧や電荷で成り立つ関係)を先に考えて減らすとよい。
- 図において、極板の高電位側に \( +Q \) 、低電位側に \( -Q \) とかく。(どちらが高電位か分からない場合は、予想して書けばよい。)
- 注目しているコンデンサーの数だけ、\( Q=CV \) の式を立てる。
- 基本、文字をおいたコンデンサーの数だけ、\( Q=CV \) の式を立てる。
- 「電圧の関係式」と「電気量保存の式」を、必要に応じて立てる。
- 連立方程式を解く。
※ 「電圧の関係式」は、「キルヒホッフの第2法則で立てる式」に相当する。